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「すごい面談」ってどんな面談? 第6回

目次

番外編 【おひたし】はすごい面談のド肝②【ひ】否定しない 

前回 番外編①は部下からの報・連・相に対しては【おひたし】で対応するのが肝です、【お】怒らない【ひ】否定しない【た】助ける【し】支持する、のうち【お】怒らないについて内容を詳しくお伝えしました。 
今回は引き続き、番外編②【ひ】否定しない についてお話します。 
 

番外編①の【お】怒らないとも共通することですが、誰しも人間ですからミスによりまずい事態になり、チームで仕事をするうえで部下に改善を促さないといけない場面も多々出てきます。

【ひ】否定しない

【ひ】否定しないは、単純に言うと、「全否定しない」ということです。とくに、人格や、能力への全否定は細心の注意を払いたいところです。 
 

報告連絡相談を受けた時に重要なのは、部下の望ましくない行動により結果が起きたのであれば、まず「望ましくない行動」が存在したことの現状確認、なぜその行動が今問題となり、どのような経緯でその結果が起きたのか、という点に、部下自身が気づき、反省し、今後改めるためには何が必要なのかを考えることができる状況を導き出すことです。 
 

ここで、あなたがその部下の立場だったとしたら・・・を事例で考えてみましょう。 
あなたは今進行しているプロジェクトで、パンフレットに載る会社電話番号の下一桁が違っていることにうっかり気付かず校正OKを出し、印刷会社に10,000部発注をかけてしまいました。 
もちろん、これはいたって初歩的なミスなので、あなたとしてもお叱りを受けることは重々覚悟していますが、報告と今後の相談について上司のもとに行って、 

①なんでこんな初歩的なミスをしたんだ!普段からぼーっとして頼りない性格だから見逃したんだろう!
②普段の仕事ぶりを見ていると、どうもあなたは注意力散漫なようです。この仕事はあなたに向いていないですね。 

・・・などの声をかけられたとしたら、どうでしょう。 

この上司の指摘に対して、部下がそのミスを、(ⅰ)どのような事情のもと起こしてしまったか、(ⅱ)なぜそのように行動してしまったか、の気づきは得られるでしょうか。 
よりつっこんで言うと、そこから自らの行動を改めるための解決策は出てくるでしょうか。 

これは本編第2回でもお伝えした【伝えたい相手にまっすぐに伝わる言葉とは?】の中で説明しているゴーレム効果にも関わってきます。 

一回二回ならまだしも、毎回「だからお前は・・・」的な言葉が降ってくると、部下は今後の再発防止のためにどうしたらいいのか、という前向きなことを考える気力を失ってしまいます。 
 

それどころか、「報告、相談をしにいくたびにやる気をそがれるお小言を言われてしまうのでは、そもそも相談したくないな・・・」と、相談のタイミングがどんどん遅れる、更にはミスの報告を意図的に隠し、発覚時には手を付けられない状態になっている、ということも大いにあるのです。 

このような全否定から起こりうるよろしくない事態を極力避けるため、報告・相談に来た部下に声をかけるときには、「指摘される側の気持ちになりきって考えてみる」ことも重要になってくるでしょう。 

いささか極端な例示をしてしまいましたが・・・、上記のような部下のケアレスミスは、やはり失くしてほしいのが上司としての思いであることは違いないですし、部下としても意図的にやったわけではないでしょうから、失くせるものなら失くしたいというのが本心でしょう。  

【双方向の意志の一致】はしっかりあるか?

他方、注目していただきたいのが、ここには、「ケアレスミスを失くし、よりよい仕事を完成したい」という【双方向の意志の一致】はしっかりあるということです。 

ただ、自分も相手も、長年培ってきた無意識の習慣や思考行動パターンを変える事すら一朝一夕にはいかないのに、ましてや相手の思考行動パターンを変えてもらう事となると・・一層困難で時間がかかると想像することは、たやすいのではないでしょうか。 

そこで、いきなり最初から大きな変化・完璧を望むのではなく、小さなことから双方向コツコツコミュニケーションをとり、欲張らずコツコツと変化を築いていく心構えが大切なのです。
そのための【大事な一歩】が、【否定しない】です。

◆◆最後までお読みいただきありがとうございました!次回は第6回 番外編【おひたし】はすごい面談のド肝③【た】助けるをお送りします。◆◆

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