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「すごい面談」ってどんな面談? 第8回

目次

番外編 【おひたし】はすごい面談のド肝④【し】支持する

前回 番外編③は部下からの報・連・相に対しては【おひたし】で対応するのが肝です、【お】怒らない【ひ】否定しない【た】助ける【し】支持する、のうち【た】助けるについて内容を詳しくお伝えしました。
 
今回は引き続き、番外編④【し】支持する についてお話します。

よくある上司のお悩みとして、部下が指示待ち人間で困る、とか、与えられた仕事しかしようとしない、とかそんなものを誰しも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

では、なぜ部下がそのようになってしまうのか、ちょっと掘り下げて考察してみます。

例えば、部下が仕事の進捗について優先順位がつけられず悩んでいる場合や、取引先からの要請にどのようにリアクションすればいいのかわからず悩んでいる場合に、部下があなたのもとに相談にきたとします。

まずは、あなたは部下への質問と、部下からの回答によって様々な事実を聞き出し、現状を客観的に把握することを徹底します。

その際に、部下が考えないと答えられない質問の仕方をすることがカギとなります。

上司であるあなたは、もちろん部下よりも多くの経験を積み、その経験則から解決の糸口、実際の解決方法等をとても豊富にお持ちです。ですので、部下の口から出てくるある程度の説明から、【おそらくこの場合はこんな解決方法がいい】、【それが早道だろうな】という答えが見えてくるでしょう。

ちょっと待った!!!

しかし、ここで、ちょっと待った!!!!! ・・・なのです。
一度、ぐっと出てきそうな言葉を飲み込んでいただきたいのです。

部下は、あなたがこれまでいろいろな経験をすることで得た仕事に対する知識や勘どころやタイミング、傾向と対策等々のいわゆる最も貴重な経験則を、これから自ら経験し、時には失敗し、その失敗を糧にして考え、学び、【自分の言葉・思考】で身に付けていく発展途上なのです。

そうであれば、案件に時間的余裕がなく、そこがクリアできなければすべてのプロジェクトが止まってしまう・・・とかいう「緊急かつ重要なもの」でないならば、あなたの考えを述べて部下を遮ってしまうのではなく、部下の考えをまずは信頼し、支持し、やってみてもらうことが、次のステップへの真の近道なのではないでしょうか。

逆に言うと、あなたが見えた経験則からの解決策を「こうした方が時間的にも生産的にもロスが少なくていい」と部下に伝えたとすると、部下は(現状はあなたから見ると未熟で粗削りかもしれませんが)自分なりに考えていた方策があったとしてもあなたのアドバイスに従うため、その案件の問題点について【自ら考える機会】を放棄し、その後ずっとあなたから【教えてもらう】ことで解決しようとし続けかねないのです。

ちなみに、もっぱら効率重視で間に考察の必要がない単なるやっつけ仕事(いわゆる【単純作業】です)の場合は、部下に「何か困っていることはある?」「今任せている仕事〇〇までにあげてほしいのだけど大丈夫そう?」などと聞いてみて、効率のよい方法をシェアするのはもちろんOKで、両者の使い分けが重要ということです。

電気工事会社社長のエピソード

その社長さんは、入社2年目の高卒新卒採用の社員さんに任せている【施工管理】のサポートを二人三脚で自ら行っていたのですが、ある日、とある現場の管理計画に、「そのままでいったら、明日トラブルがあって必要な資料資材等を急遽その場で用意せざるを得なくなり、現場はばたばたで多くの職人さんが困るだろうな・・・」という箇所を見つけたのですが、そのぐらいの穴ならその場でフォローできるのが確信できたので、特に何も言わずそのまま翌日現場に送り出した、と。

案の定、朝から「どうしましょう?」とあちこちから入る電話に社長自ら対応しながら夕方事務所に帰社したその社員さんを迎え入れました。
「今日の現場はどうやった?」と水を向けたところ、その社員さんは「次回からはこの工事にはこの段取りを必ずセットにしておかないと、二度手間三度手間になるってことがわかりました。憶えときます」と即座に答えたそうです。

このエピソードは、自ら考え、自ら失敗し、自ら改めたとてもいい例だと深く感銘しました。
底にあるのは、【社長と社員さんの信頼の交流】でした。


長くなりましたが・・・今回はこのへんで、5.7.5で〆ましょう。

【その一言 言っちゃう前に 考えて!】

かわいい子には、あなたが考えた近道じゃなく、子が考えた「一見遠回り」でもあえてさせてみたら、結局は子の血肉になるってところでしょうか(笑)

◆◆最後までお読みいただきありがとうございました!次回は第8回 本編 「すごい面談」によって変わること①をお送りします。◆◆

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